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March 2006

競馬の戦略(実践編)第81号

2006/03/18 競馬の戦略(実践編)第81号より抜粋


■レース分析

★分析するレース:中京10R 芝2000 フリージア賞


本日は時系列グラフの新機能(RL基準)についての使い方をご紹介します。


このレースの[RL]は45.9です。あまり高くありませんね。


各馬の過去の実績を見てみると、未勝利戦でも[RL]が45.9を超えているものが
見つけられます。CUSTOMX では、出走馬の実績からそのレースのレースレベルを
算出しています。クラスという考え方はなく、すべてタイムを統計処理して
レースレベルを算出しています。よって、ある未勝利戦は、ある500万下よりも
レースレベルが高かった、ということも起こりえるわけです。


また、このレースレベル算出方法の特徴として、強い馬が集まったレースは高く
なることが挙げられます。Googleのアルゴリズムで有名なPageRankは、よいペー
ジから参照されるページ程高くなるものですよね。これと似ている部分があって
強い馬と善戦した馬の指数は高くなります。競馬はタイムを争うものではなくて
順位を争うものである、という点から言えば、理に適っているでしょう。


と、前置きはこのぐらいにして、各馬の新馬や未勝利のレースレベルを見ると
京都や阪神などの中央場所の方が小倉や函館などのローカルよりも高くなるよう
だ、ということが発見できませんか。


特にローカルだからレースレベルを低く補正したり、中央だから高く補正するよ
うなことはしていません。もちろん統計に基づく有意な補正処理はありますが、
ナンセンスな補正は一切しません。


よって、レースレベルに差があれば、出走馬の間に何らかの差があった!という
「事実」が存在するということです。(CUSTOMX系においては)


これらを踏まえて、(RL基準をチェックしてください。)グラフを使います。
今回のレースレベルが基準になります。(赤線)ピンクの棒はレースレベルです
から、赤線よりも低ければ、今回のレースよりもレベルが低かったことを表して
います。高ければ逆ですね。当たり前っすね。


ホーマンアラシの新馬戦は[RL]42.0なので、赤線よりもピンク棒は下にあります
。隣の緑棒は[総合]を表していますので、ピンクよりも緑が上にあれば、該当レ
ースのレースレベルで勝ち越したことを表しています。新馬は[RL]42.0を大きく
勝ち越したようです。(着順は2着でしたが。)そして、ここ3戦は高いレベル
のレースで(ピンクが赤線よりも上で)善戦してきた(ピンクと緑が接近)こと
がわかります。


さて、このグラフを使っていると、あることに気がつきます。それは

 1.弱いレベルでは無茶苦茶な勝ち方をするがレベルが少し上がっただけで
   ボロボロな負け方をする馬がいる。

 2.弱いレベルでも地味に善戦し、レベルが大きく上がっても同じように地味
   に善戦する馬がいる。


この傾向だけなら、なんてことのない発見です。昔から良く認識されていること
をグラフで再確認しただけですから。


しかし、この傾向に「意外と再現性がある」ことに気づくと少し嬉しくなります
。つまり、1.なら「昔、弱いレベルで大勝ちした馬が、高いレベルでボロボロ
に負け続け人気を下げ続ける。そして、弱いレベルに戻ったそのレースで昔と同
じように大勝ちをする。高配当になる。」というわけです。


馬券購入する平均レベルの方々は、レースレベルを細かく把握できるはずもない
ので、[RL]的な数値を導入する優位性は大きんじゃないでしょうか。あくまで、
使いこなせばの話ですが。


このレース、レースレベル的に見るとマヤラブハートが美味しそうに見えますよ
ね。距離的な問題はありますけど。この時期なら、牝馬でこの距離でも、まだや
れませんかね。